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2005年 06月 16日
続いて、ちょっと前に読んだけど、書き忘れてたこちら。
結末は最初からわかっていた感じだったけど、だからこそ、終結にたどり着く過程を大切に読めた。登場人物達も、それ常に感じていて、半分納得しつつも、でも落とし切れない。 突然、人間のもろさが時々爆発する。 ・・・・それでも終結は変わらない。 その様子が痛々しくて、心がヒリヒリした。 それにしても、このお話はピアノを知っているか否かで、ずいぶんを浮かぶ風景が違うと思う。使われているのは超有名どころの曲ばかりだったが、それでも 「低音はユニゾンのまま下降してゆく。音をきらないように、最低音を捕らえた左手の小指は次の打鍵に備えて、そっと小指を入れ替わる・・・・」 「噴き上げる奔龍のような十六文音符が一気に駆け上がる・・・」 などの具体的描写は、この曲を弾いたことのある人と、聞いたことさえない人では、入り込む力が、(あるいは場所が)全然違うのではないかと思う。 たまたま私は、キーポイントとなる曲、「月光」「子犬のワルツ」「別れの曲」などを弾いたことがあったから、まるでBGM付きの映像をみているかのごとく没頭できた。自然と指が動いていた。 この本は、先週映画になって公開されましたね。 映像にすると、自分の描いていたものと違って違和感を感じると聞くから、ちょっと見るのが怖いけど、、、、、でも見てみたいな。
by takeisayaka
| 2005-06-16 23:20
| 本
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