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2005年 07月 05日
「精密検査だって。」
いつもの電話中、ホント、いつも通りの会話の中で、ポツリと彼が言った。 「肺にシツジュンエイがあるんだって。」 なんのことやらサッパリわからない。この人は何語をしゃべっているのだろうか。 「何それ?肺に影ってこと?ガンとかそうゆうヤツ???」 「まぁ、ガンとか肺炎とかだわな。」 ますますわからない。私の頭がおかしくなったのだろうか。 それともこの人がどこか遠い国の人になってしまったのだろうか。。。 ちょっと前まで話してたサッカーのことは、よくわかったよ。 フォワードとかアウェイとかエメルソンとかオファーとか、ヘンなカタカナはちゃんとわかったよ! でも、今のアンタの言葉はわからないよ!全然わかんない!!100%意味不明だよ! 「あっ、私も小さい頃、肺炎ってなったことあるよ。」 「あぁ、でも肺炎だったらセキ出たろ?俺、全然セキでねぇもん。」 「ガンって、セキでないの?」 「ガンなんて、症状でねーからなぁ。」 「あ、、、、、、 ・・・でもホラ、精密検査してなんでもなかってことあるじゃん!」 「まぁな、それならいいけどね。」 「ホラ、機械の関係とかで、かげっちゃうこともあるんじゃない?」 「それはねえよ。ま、今週中に検査いってくるわ。」 ホント、この人の言ってることは全くわからない。 あまりにもわからないから、彼の言った言葉「シツジュンエイ」をキーワードにぐぐってる。 ずっとずっとぐぐってる。もう数時間もぐぐってる。 ―― “シツジュンエイ”?“しつじゅんえい”?“湿潤影”? ほっとするような言葉、出てきてくれ。落ち着く言葉、 私にもわかる言葉よ、出てきてくれ、、、、
by takeisayaka
| 2005-07-05 01:53
| 一人の平日
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