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2005年 05月 21日
高校の同級会!
メンバーは全国にちらばっているので、場所はある人の会社の保養所”青雲壮”を借りた。 1泊3000円の保養所」っていうから、正直、古いヒビの入ったコンクリートの建物を予想していたんだけど、その会社の創業者の生家で大正時代に立てられた木造一軒家。 今ちょっとしたブームになっている“古民家”で、2階に人が行くと、まるで地震のようにゆれたが、大切に手入れされているらしく、すべてがきれいだった。トイレも清潔そのものだったし、床は顔が映るくらいに磨かれていた。 みなが、足を踏み入れた途端、歓声をあげてしまったほどだ。 同級生は16人集まった。日がよかったらしく、結婚式で来れなかった人も多かったが、北海道から飛行機に乗ってかけつけてくれた人がいたのは、心が打たれた。 (そういえば、彼は今や自衛隊幹部!普段は聞けない、自衛隊話はおもしろかった。) 10年目ということもあり、先生も来てくれた。もう65になるというのに、何一つかわっていなかった。おなかは昔からでてたから、今始まったことではないし、髪は染めてはいただろうけど黒々。何より、おだやかな語り口調が昔どおりだった。にわかに教卓の先生がまぶたに浮かんだ。 話は尽きなかった。 今やっている仕事の話、同級生の結婚話、昔の思い出話・・・、同級会ならではの話もあったけど、株の話や恋愛話、自分の価値観から、なぜか太陽のエントロピー(?)なんて話まで、“旧友”ではなく、“現友”の話だった。いつまでも仲間だ! そう、私は田舎育ちを本当に幸せに思う。 東京に来て初めてしったことなのだが、都会は中・高と毎年クラス変えをするらしいではないか?田舎では(少なくとも私の地元では)3年間、全くクラス替えはなかった。特に私の高校のクラスは、能力別に授業を分けることがなかった。だから高校時代はほぼ、同じメンバーで過ごすことになる。(さらにいうと、学校を選ぶ余地もないから、小中高、同じクラスということも珍しくない)。 「社交性がなくなる」「いろんな人と会ったほうがいい」という意見もあるだろう。事実、私は人付き合いがうまくないと思う。しかしながら、今、私は幼い頃、この閉鎖的環境にいたことを幸せに思う。薄く広く無難に付き合うことは、(努力すれば)いつでもできるかもしれないが、こんな密なつながりは、逃げることができる大人の世界では難しいと思う。 春の夜はつるべ落とし(?)、あっという間に、12時を過ぎ・・・、2時を過ぎ・・・、結局4時過ぎまで起きていた。誰からも時間を惜しむ様が目に見えて、それがまた、嬉しかった。
by takeisayaka
| 2005-05-21 00:38
| 一人の週末
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